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イラスト、壁紙デザイン:
 福井倫子

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  Eco-network TSUYAMA
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「秋津野地域づくり学校」参加報告
                    第1回

秋津野ガルテン全景
小学校跡を紀伊田辺市から購入し地元出資の鰹H津野ガルテンを設立し運営
 第1回  第2回  第3回  

第1回 10月12日・13日
10月12日13日の2日間に開かれた「秋津野地域づくり学校」に参加した報告です。
「秋津野地域づくり学校」は先進的に独自の地域づくりを推進している紀伊田辺市の上秋津地区で開かれています。上秋津地区をはじめとして、全国の地域づくり活動をしている市民団体・農業団体・地域民間法人・行政担当や学識者が一同に集い様々な意見や情報交換を通してより発展的な地域づくりの指針を養うために開催されています。
前回(9/27.28)に続き開かれました。前回は、飯田市(長野)北海道の農業法人.地元.大学の先生や学生.行政などが参加。
今回は、エコネットワーク津山の他.上流文化研究所(山梨県早川町).田辺市.学識者(京大・兵庫教大).民間研究所.地元関係者などが参加しています。
10月12日は午後より始まり、自己紹介の後、参加者の様々な活動報告と意見交換や問題提起がされました。
地元上秋津地区の活き活きした報告は全国に先駆けて推進する地域づくりの模範であり、行政に頼らない自主財源を確立している点は類をみないものです。早川町の上流文化研究所は山梨の山奥の山村でありながら、地元に溶け込んで地元産業のサポートや文化活動.行政へのアドバイスを積極的に行っていて、行政とがっちり手を組んでいる(年間1500万)点はすばらしいものがあります、特に活動している人が学生あがりの若者だというのも特筆すべき。エコネットワークの活動も大ざっぱですが紹介しました。この後、民間研究所や学者などよりのアドバイスや情報交換をして、議論伯仲でした。
食事と宿泊は上秋津地区が自主運営する「秋津野ガルテン」でした。地元民の手づくりの料理に舌鼓をうちました。二日目は上秋津の急傾斜地区にあるミカン畑や梅畑を見て回りました。最近は輸入物に押され農家所得は最盛期の半分位とか。その後、地元の自主運営の物産センター、コーヒーショップ.ジュースの製造工場を見学、ミカンは10ケ入りが100〜200円と格安、甘いミカンでした。コーヒーを飲みながら、秋津野ガルテンの玉井副社長から話を聞きました、その後時間があり、熊野古道の中辺路を案内していただきました。休日でもあり、世界遺産にもなり、多くの観光客やハイカーで大にぎわいでした。午後3時に今回のスケジュールが全部終了しました。
安達優一 

秋津のガルテン研修棟 秋津野ガルテン宿泊棟及びレストラン
小学校校舎は地元の熱い要望で残し、研修施設として改修 自主財源で建設し、運営する宿泊棟(32名収容)と、地元婦人部が調理するレストラン棟
上秋津野自主運営ショップ 自主運営コーヒーショップ
生産者直結の農産物ショップ「キテラ」(来てらっしゃいから命名)と農産物工場 生産者と消費者が飲みながら語り会える自主運営コーヒーショップ