おはじき

おはじき

「おはじき」ってどんな遊び?
 おはじきは、ガラスで作られた直径1cm程の平べったい円で、いろんな色のものがあります。 透明や白や銀色ぽいものに色模様がついています。
 おはじきの遊び方は色々ありようですが、ここでは少しだけ紹介します。  

遊びかた
おはじき その1
ひろげ方
○まず、おはじきを片手でさっと広げます。
 おはじきの数は、この時片手で扱えるぐらいの数で良いでしょう。 上手に広げるのは意外と難しいです。

@当てようと思うおはじきの間を人さし指を通します。これを「しきり」といいます。
 この時、おはじきに当たったらアウトです。
 他のおはじきに当ててしまうことを「おやつ」とか「やつあたり」と言います。
A「しきり」をしたおはじきをねらってはじきます。当たらなかったり、他のおはじきに当たったらアウトです。
 どの指ではじいてもかまいません。
 当てた後、おはじきの間に人さし指で線を引いたら、どちらか1つを取り、続けてすることができます(@から)。
 当てたけど間が開かなかったり、指が当たったらアウトです。
○アウトになったら交代で、次の人は広げるところから始めます。
○最後に残った1つは、目を閉じて、おはじきのまわりを人さし指で3回まわし、チョキの指の間を通します。

おはじき その2
○まず、おはじきを片手でさっと広げます。

@当てようと思うおはじきの間を人さし指を通します。
A「しきり」をしたおはじきをねらってはじきます。当たらなかったり、他のおはじきに当たったらアウトです。
○当てて広げたおはじきの間を、他のおはじきを通します。何個通してもかまいません。
 広げたおはじきや、他のおはじきに当たったり、届かなかったらアウトです。
 おはじき通した後、開いたおはじきを当てます。他のおはじきに当たったらアウトです。
B成功したら通したおはじきを取ることができます。
○アウトになったら交代で、次の人は広げるところから始めます。
○最後に残った2つは、「しきりをして当てる」を10回連続で成功したら取ることができます。

その他
★片手でおはじきを持ち、上に放り上げて、手の甲で受け、それをまた上に放り上げ、手のひらで受け取った数を競う。
★2つのおはじきを使い、「しきりをして当てる」を何回続けることができるかを競う。

ローカルルール
 「しきり」で人さし指以外の指を使っても良いとするルール。遊ぶ人同士で相談して決めれば良いと思います。

よもやまばなし
 子どもの頃、いわゆる「おはじき玉」は持ってなくて、算数セットのおはじきを使った憶えがあります。 最近は、100円均一ショップでよく「おはじき玉」を見かけるので、手に入れやすくなった感がします。
 冬の日に、こたつの上で、算数セットのおはじきや、小銭を使って遊んでいたように思います。