かずあて

かずあて

「かずあて」ってどんな遊び?
 出題者が数字を決め、もう1人の回答者がそれを当てる遊びです。
 答えた数字が、どれぐらい近いかを、出題者が答え、それをヒントに かくれたの数字を当てます。
 短い時間で手軽にでき、ちょっとした推理力を使う遊びです。

遊びかた
★2人で遊びます。
★紙が2枚と鉛筆があればできます。
★出題者が、3桁の数字を自由に決め、回答者に見えないように紙に書きます。
 1〜9までの、数字が重ならない数字にします(120とか119とかはダメ)。
★回答者は、(最初は適当に)3桁の数字を答えます。
 問題者は、答えた数字がどれくらい近いのか、「ヒット」「エラー」で答えます。
 「ヒット」は、「数字」も「場所」も当たっているもの。
 「エラー」は、「数字」はあるけど、「場所」が違うものです。
 例えば問題が「193」とします。
  (1)回答者が、最初、「456」と答えました。「4」も「5」も「6」も使われていないので、
    出題者は「0ヒット0エラー」と答えます(「4」「5」「6」は使われていないことがわかります)。
    「0ヒット0エラー」は「ミス」とも言います。
  (2)次に「789」と答えました。「9」が使われていますが場所が違うので、「1エラー」と答えます。
  (3)次に「123」と答えました。「1」と「3」が数字も場所もあっているので、「2ヒット」と答えます。
  (4)次に(3)をちょっと変えて「243」と答えました。「3」だけあっているので「1ヒット」になります。
    (3)に比べて(4)は「ヒット」の数が減っています。これで、「1」があることがわかります。
    また、「2」は場所が変わっているのに、「エラー」が増えてないことから「3」があることがわかります。
    (3)より、答えは「1?3」までわかりました。(2)より、「8」でないことがわかりますので、
    「173」か「193」が正解だとだと推理できるわけです。

★数字が当たるまで続け、できるだけ少ない回数で当てるのを目指します。
 運に左右されますが、5〜8回ぐらいで当たります。
 
ローカルルール
 「0」を使っても良い、同じ数字を使っても良いといったもの。その他、4桁に数を 増やしたりして遊びます。
 また、お互いが数字を隠して、交互にして、どっちが先に当てるかという遊び方があります。

よもやまばなし
 簡単にできるので、短い休み時間などに隣の机の人と、ちょこちょこっと遊んにでましたが、 問題を出した方が間違えて答えることもちょくちょくあったりしました。
 今すると、簡単なルーチンワークで答えを出すって感じですが、子ども心では、推理して当てる のが楽しい遊びです。

 1人遊び用ソフトを作っていますので、 「がらくた箱」−「HSP」−「かくれた数はいくつ?」でお試しください。