「かかしのケンパ」ってどんな遊び? |
小石を使った遊び。案山子(かかし)のような絵を地面に描いて、石を投げ入れ
片足跳びなどで進んでいきます。 地面に「図形」を描き、「片足で跳ぶ」と「石を投げ入れる」といった遊びは、 この他にもたくさんあると思いますが、かかしに見立てた図が親しみやすく 人気のある遊びです(図や遊び方は地域によって多少の違いはあるようです)。 |
遊びかた |
★人数は、2〜5人で遊びます。 ★それぞれ石を1つづつ持ちます。 やや平べったい転がりにくい石の方が良いです。 ★あまりデコボコしていないグラウンドに「かかし」を描きます。(図1) 頭から足まで3〜5mぐらいです。 ☆かかしの基本の進み方。(図2) 1段目から順に笠まで進んだら(図では赤い足あと)、向きをかえて帰ってきます。 @「石を投げる」場所であり、「スタート」・「ゴール」です。足は両足でかまいません。 A「1〜3段目」は、片足で跳びます。 B「手」と「胴」は、両足で行きます。(順番は左右逆でもかまいません) C「胴」と「顔」は、片足で跳びます。 D「笠(右)(左)」は両足で入り、ジャンプして後ろに向き直ります。 CBA行きと同じような方法で青い線の手前まで帰ります。 @ゴールです。 図では帰りの足あとを省いています。 ★最初、線の手前から、1人ずつ全員が「1段目」に石を投げ入れます。 石がマスに入らなかったらアウトです。 ★石がちゃんと入ったら、1人ずつ行きます。石が入っている1段目には入れないので、 青い線の手前から、2段目に跳びます。 ★笠まで進んでから、折り返して2段目まで帰ったら、1段目にある自分の石を拾い、 青い線まで跳びます。 線を踏んだり、出たり、石の入ったマスに入るとアウトです。 ★あがった(成功した)人は、次は「2段目」に石を入れるようになり、この後、成功するごとに 「3段目」「左手」「胴」「右手」「首」「顔」「笠左」「笠右」とあがっていきます。 3人で遊んでる時の例です(図3)。 ○一番あがっている「ア」の人から行きます。 「2段目」石があるので、「1段目」−「3段目」と片足跳びで行きます。 「胴」に石があるので「右手」と「左手」に両足で入ります。 「笠左」に石があるので、「右笠」に片足で入ります。 この時、普段は左足を入るマスですが、足を変えずに入ります。 向きを変えてから(足は変えない)、自分の石を拾って帰ります。 ★例えば、「1段目」「2段目」「3段目」にそれぞれの石が入ると、いきなり「手」「胴」まで跳ばなくてはいけません。誰も進めない状況になったら、みんなで相談します。 例えば「2段目の人を1段目にさげるけど、次は3段目にあがれる」など。 |
ローカルルール |
地域によって図が多少違います(首があったりなかったりなど)。 各マス一歩で、マスの中で動いてはいけないというルール。 |
よもやまばなし |
ルールはなれると簡単だし、狭い場所で少ない人数で遊べるので、ちょくちょく遊んでました。 多人数ですると、石だらけで入れるマスがなく、跳躍力競争になることが多かったです。 |