げんすい

げんすい

「げんすい」ってどんな遊び?
 ドッジボールを使った、テニス(卓球?)のようにボールを打ち合うシンプルな遊びです。
 地面に「田」の字に似たコートで、各マスには「元(元帥)」「大」「中」「小」の順で位がついて、 得点を付けるのではなく、攻撃を決められた人は、下の位の人と交代します。
 上の位の人を攻撃して、「元帥」にあがることを目指します。

遊びかた
★人数は、基本は4人ですが、それ以上でもできます。
★ドッジボールを使います。
★地面にコートを書きます。
各マスは、一辺が2〜3mぐらい。
緑の部分の間隔は30〜50cmぐらい。ネットの代わりみたいなものなので幅は調整してください。
「元」「大」「中」「小」の配置(書かなくても良い)。

★ジャンケンなどで、位を決め、各マスに入ります。最初は「小」のサーブで始まります。
 5人以上で遊ぶときは、5位以下の人補欠となり、「小」のマス側の外で待ちます。
★サーブだけは、自分のマスに1バウンドさせてから、他の人のマスに入れます。
 卓球のサーブのような方法です。
★自分のマスに打たれたら、2バウンドする前に、他の人のマスに打ち返します。
★2バウンドする前に打てなかったり、コートの外に出たり、自分の陣地や図の黄色い部分(線も含む)に打ったら アウトになり、1つ下の位の人と交代します。「小」がアウトの場合、補欠がいなければそのまま、 補欠がいれば、補欠の1番最後になり、代わりに補欠の1番が「小」にあがります。
 図の赤い部分(周りの線も含む)に打った場合は、2つ位が下がります。
 例えば「小」が「大」に打ち込んで決めた場合、「小」はそのままで、「大」と「中」が交代になります。 自分の位を上げたかったら1つ上の位の人を攻めましょう。
★攻撃を決めた人が、次のサーブを打ちます。
 球技に似ているけど、特に終わりはありません。

ローカルルール
 打ってきたボールを、ノーバウンドで打ってはいけないというルール(卓球のように)。
 下手打ち限定というルール。低学年では、ラリーが続きやすいこのルールの方が良いかも。
 ダブルスでするルール。1人が打ち込まれたボールを上に打ち上げ、ワンバウンドしてから もう1人が攻撃します(トス役とアタック役とバレーボール的)。1人が1回で打ち返してもかまいません。
 4マスではなく、「大」「小」2マスでする遊び方もあります。
 図の黄・赤の部分が、単なる線というコートでしている所もあります(2つ落ちもなし)。

よもやまばなし
 人数が少なくてもできるので、球技の得意な男の子を中心によく遊んでいた。
 テニス・卓球といったスポーツのルールを、狭いスペースで手軽に遊べるように アレンジしているという感じの遊びです。