岩屋城
 岩屋城は、津山市久米(旧久米郡久米町)中北上の岩屋山(482m)にあり、1441年山名教清が築城。その後赤松、浦上、尼子さらに毛利から宇喜多へとその支配は変わってきたが、この城は美作の主力城としての重要性を物語っている。
 本城は、山頂に一の郭を置きこれを中心に連続する尾根を利用して三方向に尾根を削平した、大規模な郭(二の郭・三の郭)を配置している。さらにこれらの郭から派生する小尾根にも郭を置く大規模な姿をしている。また、「てのくぼり」など珍しい連続竪堀もみられる。(岡山県指定史跡) 
岩屋城からの初日の出
作図 山形 省吾氏

                        岩屋城縄張り図     作図 山形省吾氏