<< 手抜きの内容 >>

(1997年 5月26日に更新)


手抜き作業(合理化)その1

・秋の耕耘をやめて、春に成ってから荒起こしをする
  粘土質なので、秋に耕すと水が耕盤の上にたまり春に成ってから返って
 乾燥が遅くなり後の作業に支障をきたす。また春先に軽トラックが田に入
 れないので、肥料の散布等に手間が掛かる。

手抜き作業(合理化)その2 ・苗を買う     私が稲作りを始めた時にはわが家には田植機もなく、従って苗を作る為  の苗箱もありませんでした。このとき農協が苗の生産、販売を始めたので  これを利用して稲作を始めました。   これで苗箱を買うこともなく、未経験の苗作りから解放され硬化苗が、  配達されてから田植え迄の一週間位の水管理のみになりました。
手抜き作業(経費削減)その3 ・刈り取りを委託する   わが家にはコンバインが有りません。  10aから始まった稲作りは30aまで  は、昔ながらのバインダーで刈り取り  ”はでなる”に掛けて乾燥していました。   構造改善した40aの田を増やし70a  の作付けとするときには、生産組合のコン  バインによる委託作業を考えてのことでし  た。勿論刈り取り後は、近くのライスセン  ターに持ち込み販売までおまかせです。   自家消費する分のみわが家で乾燥、脱殻  しています。
手抜き作業(時間のゆとり)その4 ・農薬散布を委託する   ことしから7月〜8月にかけての”病害虫”対策の農薬散布を生産組合  の委託作業に切り替えたいと考えています。   今までは極力、農薬の使用を控えたいと思っていたので一括で農薬を散布  する委託作業には抵抗がありました。   しかし一人の農作業では、粉剤の使用が困難(散布ホースがつかえず、直接  散布では作業者が農薬に侵される)で、天候に左右される為に、粒剤を使用す  るケースが増えました。粒剤では、効果が表れるれるのに一週間くらいかかる  為に予防的な使用と成り、農薬の使用量が増える結果に成っていました。

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